サーチュイン遺伝子で若返っちゃったらどうしましょ!

いきなりですが、別にサーチュイン遺伝子でなくてもいいんです。

とにかく、老化を止めたいんですよ。若返りたいんですよ。アンチエイジングですね。

歳をとるにつれてそんな思いがどんどんわき上がってきて、もう、誰か助けて~~~って感じで、いろいろ調べてみたら、サーチュイン遺伝子ってのが活性化したら老化が止まるという話を聞いた以上、調べないわけにはいかないでしょ!!!

というわけで、調べて見ましたよ。

では、早速、サーチュイン遺伝子の蘊蓄からいっちゃいます。別に蘊蓄はどうでもいいんですけどね、そういうのがないと、サイトが引き締まらないという私の思いです。

たぶん、最初はつまらないので、適当に流して読んでみてください。

じゃあ、いってみよう~~~!

サーチュイン遺伝子とは

サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子や長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれています。これらの呼び方からも判る通り、サーチュイン遺伝子は、生物の寿命を延ばす機能を持つ遺伝子とされています。サーチュイン遺伝子は酵素の一種であり、老化を抑制する働きを持つとされているタンパク質です。

このサーチュイン遺伝子が活性化することで、ヒストン脱アセチル化酵素である、タンパク質のサーチュインが合成されます。ヒストン脱アセチル化酵素とは、クロマチン(染色体)構造内にあるヒストン(真核生物のクロマチンを構成しているタンパク質の一群のこと)というデオキシリボ核酸(高分子生体物質で核酸の一種。地球上に存在するある程度の生物が所持しており、遺伝情報を担う物質)が巻きついたタンパク質の脱アセチル化を行う働きを持った酵素のこと。遺伝子の転写制御に行うにあたって、重要な役割を担っている。

アセチル化というのは、有機化合物の中に、アセチル基が導入されることを言い、それに反して、脱アセチル化は、有機化合物からアセチルが取り除かれる反応のことを言います。

サーチュインが合成された後、ヒストンとDNAの結合に作用して遺伝的な調節が行われるため、結果、寿命を延ばすのだと考えられているのです。このサーチュインの作用は、マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ氏の研究グループが、1999年に見出しました。酵母の1つであるSir2遺伝子が、ヒストン脱アセチル化酵素であることを発見し、そしてこのSir2遺伝子の作用が、新陳代謝や遺伝子サイレンシング(クロマチンへ後天的な修飾によって遺伝子を生後するエビジェネティクス的遺伝子制御のこと)、加齢に深く関与していることを示したのです。ちなみに、一番最初に発見されたサーチュイン遺伝子はSir2であり、イースト菌から発見されました。

このサーチュイン遺伝子は、特別な人だけが持っている遺伝子ではありません。人種や性別などに関係なく、誰もが所持している遺伝子であり、そしてそのサーチュイン遺伝子をうまく働かせることができれば、平均寿命はかるく100歳を超えるそうですよ。ただ、このサーチュイン遺伝子の寿命延長効果は、酵母・線虫・ショウジョウバエで報告されています。ガレンテ教授の実験では、サーチュイン遺伝子を活性化させたことで、ショウジョウバエの寿命は30%延び、線虫の寿命は50%延びたのだそうです。

しかし、これらの実験結果に否定的な報告や意見もあり、このサーチュイン遺伝子が持つ生物の寿命延長効果は、まだ確定しているわけではありません。

ちなみに、サーチュイン遺伝子は、単細胞の酵母や線虫、ショウジョウバエ、ヒト…とかなり広く分布しています。初めて酵母から発見された遺伝子は、Sir2と名付けられ、そして、ヒトを含む哺乳類では、サーチュイン遺伝子は7種類発見されており、SIRT1~SIRT7と名付けられました。この、Sir2とSIRT1は、非常に高い類似性を持っていると言われています。

サーチュイン遺伝子の効果

サーチュイン遺伝子は、寿命延長以外にも、様々な作用を持っていますよ。

マサチューセッツ大学の研究チームでは、サーチュイン遺伝子の一種であるSIRT1遺伝子を敢えて欠損させたマウスに記憶障害がみられた…という実験結果が出ています。つまり、サーチュイン遺伝子には、記憶の調節に関与している可能性がある…ということですね。更に、アルツハイマー病・筋萎縮性側索硬化症の動物モデルにおいて、神経変性疾患治療への応用が示唆されています。また、サーチュイン活性化物質を開発している、アメリカのSirtris Pharmaceuticals Inc.という会社のホームページには、SIRT1-activatorは、アルツハイマー病などの神経変性疾患や、動脈硬化・心不全・炎症性腸疾患・慢性閉塞性肺疾患・2型糖尿病・筋肉減少症・肥満・廃用性萎縮症に効果があると紹介しています。事実、そのSirtiris社が開発したSIRT1-activatorは低分子化合物であり、現在、糖尿病の治療薬として臨床試験中となっています。ただ、開発中の薬のうち、いくつかは効果がなかったという結果も出ています。(Sirtris社は、2004年に創設された会社ですが、2008年に大手製薬会社であるグラクソ・スミスクラインに買収されています)

…ちょっと小難しい話になってしまいましたが、結局は、サーチュイン遺伝子が活性化すると、遺伝子の発現が抑えられるため、DNAが休眠状態に陥ります。DNAの活動が抑えられ、眠ってしまうということは、DNAは安定化して、DNAの損傷防止へと繋がることになります。このDNAの損傷防止というのが、長寿と関係があるんですね。老化の原因には、DNAの損傷が挙げられています。DNAの損傷…といっても、あまりピンとくる方は多くないと思いますが、コピーのエラー…というと、判りやすいかもしれません。人間を始めとする生物といのは、成長過程において、細胞分裂を行うことで身体を作り出し、そして発育が終了すると、古くなった細胞が排出され、そして新しい細胞と交感する…という作業を繰り返し行います。しかし、DNAに損傷がある場合は、細胞分裂によって作られた新たな細胞が、不完全なDNAを持ったまま誕生することになってしまいます。DNAが損傷した細胞…つまりコピーをエラーしてしまった細胞は、当然通常の細胞よりも機能は低下してしまいますし、それによって、肌の老化や、心臓・肝臓などの内臓の衰えの引き金となってしまうのです。つまり、老化を防止するためには、DNAが損傷してしまわないよう…DNA損傷の原因を排除し、コピーエラーを起こさないようにすることが重要なのです。また、他にも、DNAを損傷する原因として、活性酸素が挙げられます。活性酸素が過剰に増殖し、細胞を傷つけ、そしてDNAをも破壊してしまうのです。先ほども少し触れましたが、それによって、様々な病気を引き起こしてしまう原因にもなりますし、そして老化を助長することにもなるんですね。

サーチュイン遺伝子が活性化されることにより、認知症・免疫力低下・動脈硬化・高血糖・骨粗しょう症・脱毛/白髪などの老化症状…などを予防・防止することができるほか、美肌効果や持久力、そして抗ガン作用を高める効果もあると言われています。

更に、脂肪を燃焼させたり、傷ついた細胞を修復したり、遺伝子の外的である活性酸素を除去したり、難聴を予防したり…と、その他100種類以上もの老化要因を抑制する効果を期待することができます。

また、サーチュイン遺伝子は、遺伝子の損傷があった場合の復旧能力も期待されており、放射能被爆に対する抵抗力も期待されているそうです。これらの効果は、ただ単に寿命を延ばすためだけではなく、健康・美容の維持、病気の予防などにも幅広く活躍することができるというわけですね。

また、先ほど、サーチュイン遺伝子を活性化する方法として、食事制限を挙げました。通常の摂取カロリーの30%をカットした食事を続けていると、身体が飢餓を感じとり、サーチュイン遺伝子を活性化させる…というものです。成長期のお子さんや、妊婦さん、またはご老人などには、この方法は向いていませんが、健康体の成人であれば、チャレンジすることは可能だということですよね。

もちろん、普段の食事でどれだけのカロリーを摂取しているか管理している方は少ないですし、30%のカロリーをカットするといっても、正しくカットすることができるかどうかは判りません。自分自身としては、カロリーをカットしているつもりでも、身体にとってはそうでないかもしれませんしね。

しかし、自力でサーチュイン遺伝子を活性化させようと、通常の7割ほどの制限した食事を毎日続けていれば、自然とダイエットにはなるのではないかな、と思います。昔から腹八分といいますが、まさにそんな感じですね。でも、現代人は、食べ過ぎなので、腹八分に慣れたら、さらにそこから腹八分を心がけると更にいいんです。腹64%ですから、30%カロリーカットにも成功ですしね。

サーチュイン遺伝子自体の効果ではありませんが、3食の食事制限をし、午後8時までに夕食を終えて、それ以降はカロリーのあるものは摂取しない…という生活を徹底していれば、肥満やメタボリックシンドロームは解消することができるのではないかな、と思います。もちろん、そんな食事制限を徹底して行うのも、強い精神力が必要ですけどね。通常のダイエットと同じわけですから。

ただし、ビタミンやミネラルなどが欠乏してしまわないよう、カロリー制限だけを気にするのではなくて、栄養バランスの面も考えなければいけないので、大変ではあります。

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